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先物取引の注文方法

ここでは先物取引の注文方法を解説しています。

基本的な注文方法~指値と成行~

先物取引の注文方法は大きく分けると、「指値(さしね)」と「成行(なりゆき)」に分かれます。

指値(さしね)

「500円で買う」というように、価格を指定して注文する方法です。

これは「どうしても今その商品が欲しい人」ではなく、「その価格でなければ買いたくない人」が使う注文方法。

指値は、指定した価格にならないと買えないので「せっかく注文を入れたのに買うことができなかった」というケースがよくあります。

成行(なりゆき)

「いくらでもいいから今すぐ買う」というように、価格を指定せずに注文する方法です。

注文を出したらすぐに買えますが、自分が希望する価格で購入することはできません。「どうしても今その商品が欲しい人」が使う注文方法です。

買ったものを売る「決済」の時も、「この価格で売る」と金額を指定する指値と、「いくらでもいいから今すぐ売る」成行に分かれます。

指値と成行を応用した注文方法~ストップとストップリミット~

基本的な注文方法の指値と成行を応用した注文方法があります。それが、「ST(ストップ)」と「STL(ストップリミット)」。それぞれの方法を見ていきましょう。

ST(ストップ)

損失額が大きくならないように、指定した額まで価格が下がったら自動的に注文が出る方法

たとえば500円で買ったものが490円、480円と、どんどん値下がりしてきたとします。470円を限界ラインとして指定しておくと、価格が470円まで下がったら「成行」で注文が出ます。成行ですから、売却は成立しやすいです。

しかし、注文が市場に流れてから、実際に売買が成立するまでのタイムラグで価格が変動し、指定したよりも安い値段で売却成立してしまうかもしれないリスクがあります。

STL(ストップリミット)

同じく限界ラインで自動売却が出る注文方法ですが、ストップと違い「成行」ではなく「指値」で注文が出ます。

上で紹介した例で言えば、470円まで下がった瞬間に売り注文が出ますが、数秒間のタイムラグの間に、また480円まで戻っていた場合、売却は成立しません。ストップと比べて条件が二重になる分、売却は成立しにくくなります。

これらのほかにも、業者によってさまざまな注文方法があります。まずはこのよく使われる4つの方法を覚え、なれてきたら他の方法も学びましょう。

基本を押さえておけば大丈夫!~そのほかの注文方法~

最良指値(さいりょうさしね)

価格を設定せず注文時点の最良気配値で注文を成立させる方法です。最良気配値とは「買いたい人」の最も高い注文価格と「売りたい人」の最も安い注文価格のこと。売買の成立数が足りなかった場合、同じ価格で注文が残るか、足りない注文がキャンセルされるか、全部キャンセルされるかのいずれか。なお、ザラバの時間帯しか発注できません。

最大指値(さいだいさしね)

買注文なら値幅上限(ストップ高)の指値、売注文ならば値幅下限(ストップ安)の指値で発注する方法。成行注文との違いは一部の売買が成立しなかった場合でも、注文を出し続けることができる点。再注文しなくてもよいので、株価を随時チェックできない人にはおすすめの方法です。

引成(ひけなり)

読んで字のまま、取引の最終売買時である引けに成行注文をおこなう方法です。引け以外の時間帯に発注できないのが特徴です。取引時間が始った時よりも、安く買えそうな時に使えます。午前の取引である前場、午後の取引の後場のそれぞれで発注できますが、前場引けの発注は後場引けに引き継ぐことはできません。

引指(ひけさし)

取引の最終売買の引けでのみ指値で注文をおこなう方法です。通常の指値注文は取引時間中であれば、注文を出せば発注され、午後の取引時間である後場の最終売買時である大引けまで注文が有効。

一方、引指注文は引けになってようやく指値での発注がされ、その引けで注文が成立しなければ、注文が取り消されます。

逆指値注文(ぎゃくさしねちゅうもん)

「指定した価格以上になれば買う」または「指定した価格以下になれば売る」という注文方法です。価格を指定しておけば、どちらかの条件にあてはまると注文成立となります。価格を指定できるので、利益をあげやすい注文方法といえるでしょう。昼間は働いていて株価を随時チェックできない方におすすめの注文方法です。

不出来引成(ふできひけなりゆき)

取引時間中に指値注文が成立しなかった場合、引けで成行注文に変わる方法です。指値注文の場合、注文成立まで時間がかかることがありますが、不出来引成であれば、引けで成行になるので、注文成立の確率が上がります。ただし、引けで成行となることで、予想外に安い金額や高い金額で注文成立してしまうことがありますので気を付けましょう。

基本的な注文方法と、基本を組み合わせた注文方法を紹介しました。これらはあくまで基本的なもので、業者によりさまざまな注文方法やオプションがあります。少しずつ学んでいけば、利益をあげる取引ができるようになってくるはずです。1つずつ覚えていきましょう!

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