おすすめ先物取引会社3選
対面取引とコールセンター取引「D-CALL」で先物取引とFXを取り扱っている大起産業について調べました。
大起産業は、対面取引とコールセンター取引の2つの方法を持つ取引会社で、取引スタイルによって使い分けることが可能です。
日本商品先物取引先物取引の公式HPを見ていると、先物取引業界では新しい取引業者ができている一方で、先物取引業務を取り扱わなくなった、会社が解散したなどの理由で消えている取引業者も多く存在することが分かります。
そのような中、70年間もの間会社として存続するのは容易なことではありません。ディスクロージャーされている損益の数字を見る限りでは、年度によっては営業損失を出している年度はあるものの、近年分を総合的に見るとおおむね会社として大きく躓くことなく運営できていると言える数字が出ています。
長年携わってきたという実績は取引業者を検討するにあたって一つの重要なファクターと言っても良いかもしれません。
大起産業は通常の対面取引に加えて「D-CALL」と呼ばれるコールセンター取引も行っています。
コールセンター取引とは、情報収集などは専用のサイトなどを使用して顧客が行い、注文をコールセンターで受け付けるという取引形態です。取引手数料が対面取引に比べて割安になりやすいことや、パソコン操作が苦手で取引の注文に自信がない方にも安心して注文できるというメリットがあります。
情報収集や判断は自分で行いたいが、注文は電話で楽に行いたいという方には適した方法と言えます。
大起産業は名古屋の本店、東京、大阪の支店に加えて京都、広島、金沢にインフォメーションセンターを設けています(2020年1月時点)。そのため、全国からの問い合わせに関しても受けられるだけの態勢ができていると言えるでしょう。
対面取引は比較的手数料が高めにはなりますが、自分の取引について外務員という専門の担当がついているため、現状の動向などについての意見をもらえたり、相談に乗ってもらうことが可能です。とりわけ初心者がスタートする場合は、先物取引の基礎的な部分や見落としがちな部分の情報を積極的に提供してくれるので、対面取引の方がメリットが多いと言えます。
大起産業の対面取引では、希望している情報提供や相場動向のチェック、資金管理から取引手法の紹介など幅広くサービスを提供しているので、初心者からベテランの方まで十分な内容となっています。
大起産業では取引口座を持っている顧客に対して、外務員からの情報提供以外に様々な情報提供を行っています。
これにより、複数の情報収集手段が手に入るので、コールセンター取引を行いやすい環境ができています。
定期的かどうかは不明ですが、大起産業ではセミナーを開催しています。FXとCX(先物取引)の両方を一度のセミナーで行うものですが、最前線に立っている人の話を生で聞くことができる機会はそうそうないので、参加することで更に有益な情報を取り込むことができると思われます。
対面取引において一番不安なのが「都合のいいことだけ言われていないか」「銘柄を押し売りされるのではないか」「売買の状況がどうなっているか不安だ」というような場合です。もちろんこれらは顧客側からすれば対応して当たり前と思われる内容ですが、それが守られていないケースも存在します。
大起産業は平成28年から日本商品先物取引協会に入会しています。この協会では取引会社の営業が適正な活動を行っているかを監視・指導していますので、不適切な問題があれば資格停止もあり得ます。そのような協会に入会していますので適切なアドバイスや相談が期待できると考えられます。
そのため、大起産業の公式HPでは、先物取引の相談窓口に自社のお客様相談室に加えて日本商品先物取引協会の相談センターの電話番号も掲載されています。何か不適切な事案が発生したら中立の機関に問い合わせることが可能ということは自社の自信の表れと言えるかもしれません。
大起産業の手数料の一部を紹介します。
※全て1枚当たりの金額、( )はコールセンター取引時の手数料
会社名 | 大起産業株式会社 |
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所在地 | 愛知県名古屋市中区錦2-2-13 |
設立 | 昭和25年8月 |
資本金 | 6億3,000万円 |