おすすめ先物取引会社3選
ここでは、株や先物を手軽に取引できることで人気のLINE証券についてご紹介します。取引システムの特徴や取扱商品、手数料体系、ユーザーの口コミ評判などをまとめましたので、先物取引をお考えの方はぜひ参考にしてください。
LINE証券は、多くの人たちのインフラともなっているメッセージアプリ「LINE」の系列証券会社。少額から手軽に取引できる点が特徴です。
LINE証券は、LINEファイナンシャル株式会社と野村ホールディングス株式会社が、それぞれ51%と49%を出資し合って2018年に設立した会社。創業から資本金100億円を投入するなど、業界に大きな旋風を巻き起こす意気込みが強く感じられる証券会社です。
ちなみにLINE証券の「LINE」とは、多くの人たちが利用しているSNS「LINE」のこと。あたかも「LINE」を使うような手軽さで資産運用ができる、というイメージ戦略が奏功し、近年、LINE証券は口座開設者を爆発的に増やしています。
取扱商品を極端に絞り込んでいる点は、他の証券会社にないLINE証券ならではの特徴。2019年11月現在では、株式300銘柄と、国内ETF15銘柄しか取り扱っていません。同時期の東京証券取引所の上場企業数が3,700社弱であることを考えると、いかにLINE証券が極端な商品の絞り込みを行っているかが理解できます。
ちなみに先物関連として売買可能な商品は、VIX短期先物のみ。「恐怖指数」と言われる、いわゆる「VIX」指数とも異なる、やや難解な投資商品です。商品内容を十分に理解して取引するようにしましょう。
LINE証券では、口座開設料や口座管理料に加え、取引手数料が無料です。「取引手数料無料」と聞くとお得な感じがしますが、厳密に言えば、無料ではなくて「手数料込みの価格での取引」となる点に注意しましょう。
たとえば400円の株を購入する場合、LINE証券では、スプレッドと呼ばれる独自の手数料を加えた金額(プラス1円など)で買うことになります。逆に400円の株を売却する場合、スプレッドを差し引いた金額(マイナス1円など)で売ることになります。
ややこしい料金システムですが、取引する前に、きちんと理解しておきましょう。
一般に証券会社の口座開設手続きは、本人確認やら資産状況の確認やら郵送物のやりとりやらと、決して容易ではありません。それに対してLINE証券は、普段お使いの「LINE」アプリから入り、最小限の手続きで簡単に口座を開設することができます。
「LINE」アプリ内のウォレットにある「証券」をタップし、「はじめる」→「口座開設(無料)」へと進みます。その後、画面上の指示にしたがって奥まで進み、口座開設の申し込み受付完了。後日、LINE証券から送られてくるハガキにあるQRコードを読めば、口座開設はほぼ完了です。
LINE証券の利用者からの口コミ評判を見てみましょう。
LINE証券が設立されたのは2018年の6月。以来、2019年12月現在で1年半の月日がたったことになりますが、まだまだ広く投資家の間に浸透したとは言えないようです。もし十分に浸透しているならば、ネット上にはたくさんの口コミが見られるはず。上記の口コミを探すだけでも大変でした。
利用者からの声を率直にシステムに反映させるなど、少しずつ進化を続けているLINE証券。この進化に比例するように、今後、LINE証券のユーザーが増えていくことが予想されます。
なお、取引銘柄の種類が少ないことに不満を示す口コミは、けっこうたくさんありました。
会社名 | LINE証券株式会社 |
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所在地 | 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー22F |
設立 | 2018年6月1日 |
資本金 | 100億円 |