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サーキットブレーカーとは

想定外の価格変動が起きたときに、値幅制限(ねはばせいげん)や取引中断という形で対応するのがサーキットブレーカーです。万が一の場合の相場の保険で、取引者を安心させるために導入されています。

サーキットブレーカーの基礎知識

先物取引市場で、価格がある一定以上の大きな変動を起こした場合に、サーキットブレーカーは発動されます。相場を安定させるために値幅制限や取引中断が行われます。東京証券取引所と大阪証券取引所では1994年から、東京工業品取引所では2009年から導入が始まっています。

値幅制限は、価格の異常な変動を防ぐために、1日に変動する価格の範囲に制限を与えるものです。上限ギリギリまで上昇することをストップ高、下限をストップ安といいます。

取引中断とは、その名のとおり、先物取引自体が中断されることです。また、サーキットブレーカーのひとつに、サイドカーというものもあります。これは、取引を完全に中断するのではなく、一部の取引に制限を加えることを指します。

先物取引の場合、サーキットブレーカーは毎月設定されており、発動すると商品や取引所によっても異なりますが、およそ5~15分間中断されます。

【おもな発動事例】世界的危機による価格変動に対応

日経225先物取引におけるサーキットブレーカーの発動は、これまで4回あります。いずれも未曾有の事態ばかりです。このような時に、取引者の不安を鎮めるためにサーキットブレーカーは重要なのです。

【2001年9月】アメリカ同時多発テロ
アメリカ同時多発テロ事件当日。アメリカ国内の取引市場がすべて中止になった影響を受け、株価が大きく値下がりする。

【2008年9月】リーマン・ショック
リーマン・ブラザーズの経営破綻を受けて、アメリカの金融システムの不安が大きくなり、リーマン・ショック勃発。先物を中心に大きく買われる動きになる。

【2011年3月】東日本大震災
東日本大震災の影響を受け、売り優勢になり、取引を中断する。
翌日、福島第一原発事故について、菅首相から国民へのメッセージが送られたが、さらに売り優勢となり、初めて2回取引を中断する。

【2013年5月】アベノミクス・株価暴落
アベノミクスが打ち出した金融緩和政策により、急激に円安・株高が進んだものの、その後、2週間で3000円近くも株価が大暴落。2ヶ月分の上昇を一気に打ち消した。

金融先物市場におけるサーキットブレーカー後の対応

サーキットブレーカーを発動させたとしても、いつまでも市場を中断しているわけにはいきません。

5分から15分の冷却時間(投資家が頭を冷やす時間)を置いたのちは、再度、市場がスタートすることになります。

サーキットブレーカー終了後は、前場や後場が始まるときと同じ「板寄せ」という方式が採用されます。買い注文と売り注文を寄せ、価格や数のバランスが取れた時点から市場を再開させる方式です。

この際、本来あるべき適切な値から市場がスタートするよう、通常よりも幅を広めにした値幅制限が設定されます。

商品や市場にもよりますが、まずは「第一次拡大時値幅制限」を設定し、それで値がつかない場合には「第二次拡大時値幅制限」を設定します。

あるいは市場や商品によっては、第一次や第二次という区分を設けることなく、値が付くまで一定間隔で少しずつ値幅制限を拡大していく場合もあります。

以下、サーキットブレーカー後の市場再開における値幅制限を、先物指数、配当指数先物、国債先物・オプションに分け、それぞれ具体的に見てみましょう。

先物指数

区分 通常時制限値幅 第一次拡大時制限値幅 第二次拡大時制限値幅
日経225先物・日経225mini 8% 12% 16%
TOPIX先物・ミニTOPIX先物
JPX日経400先物
東証マザーズ先物
TOPIX Core30先物
東証銀行業株価指数先物
東証REIT指数先物
RNプライム指数先物
FTSE中国50先物 10% 15% 20%
日経平均VI先物 10ポイント 拡大回数を限定せず、通常、5ポイント刻みで順次拡大
NYダウ平均先物 7% 13% 20%
台湾加権指数先物 10% 制限値幅は拡大しない

配当指数先物

区分 通常時制限値幅 拡大時制限値幅
日経平均・配当指数先物 50円 拡大回数を限定せず、通常、25円刻みで順次拡大
TOPIX配当指数先物 5ポイント 拡大回数を限定せず、通常、2.5ポイント刻みで順次拡大
TOPIX Core30配当指数先物 5ポイント 拡大回数を限定せず、通常、2.5ポイント刻みで順次拡大

国債先物・オプション

区分 通常時制限値幅 拡大時制限値幅
中期国債先物 2.00円 3.00円
長期国債先物 2.00円 3.00円
超長期国債先物 4.00円 6.00円
ミニ長期国債先物 2.00円 3.00円
長期国債先物オプション 2.10円 3.00円

商品先物市場におけるサーキットブレーカー後の対応

金融先物市場だけではなく、商品先物市場においても、同様にサーキット・ブレーカー制度が設けられています。

商品先物市場におけるサーキットブレーカー後の対応は、金融先物市場のそれとやや異なるものの、制度の趣旨は両方とも同じです(投資家を冷静にさせること)。

以下、まずは商品先物市場におけるサーキットブレーカーの基本を押さえておきましょう。

商品先物市場における2つのサーキットブレーカー

商品先物市場では、市場の過熱や混乱を防止するため、「スタティックサーキットブレイカー(SCB)」と「ダイナミックサーキットブレーカー(DCB)」という2つの制度が用意されています。

スタティックサーキットブレイカー(SCB)とは

1日の取引における上下の値幅制限のこと。株式取引でいう値幅制限と同じです。

約定のためには、SCBの範囲内で、かつ下のDCBの範囲内の価格で発注する必要があります。

ダイナミックサーキットブレーカー(DCB)とは

直近の約定価格を基準にし、次の約定に一定の値幅制限を設ける制度のこと。

たとえばDCBが40円と設定されている場合で、かつ直近の約定価格が4,000円だった場合、次の約定は3,960~4,040円の範囲となります。

この範囲を超えた注文が入り、かつ売買ともに成立する条件が整った際、市場はその注文を自動キャンセル。30秒の取引中断の後、板寄せ方式によって市場を再開させます。

商品先物市場におけるサーキットブレーカー幅

商品先物市場におけるSCBとDCBの値幅は以下の通りです。

商品名 (ミニ、オプション、限日を含む) SCB幅 DCB幅
貴金属市場 800円 40円
30.0円 1.0円
白金 800円 40円
パラジウム 600円 30円
石油市場 バージガソリン 20,000円 1,000円
バージガソリンスワップ 10,000円
ローリーガソリンスワップ
バージ灯油 20,000円
プラッツバージ灯油スワップ 10,000円
プラッツローリー灯油スワップ
バージ軽油
プラッツバージ軽油スワップ
プラッツローリー軽油スワップ
プラッツドバイ原油 20,000円
中京石油市場 中京ローリーガソリン 10,000円 1,000円
中京ローリー灯油
ゴム市場 ゴム(RSS) 20.0円 5.0円
ゴム(TSR)
農産物・砂糖市場 一般大豆 4,800円 500円
小豆 700円 100円
とうもろこし 1,500円 250円

まとめ

以上、サーキットブレーカーに関する詳細を、金融先物市場と商品先物市場に分けて詳しく確認しました。

いろいろ複雑なシステムであることが分かったと思いますが、その目的は「投資家を冷静にさせる」ということです。

2013年5月23日のサーキットブレーカー

たとえば、あなたが相場の動きをパソコンで眺めている際、突如として大暴落が始まったとします。

暴落の瞬間、素人には何が起こったのか、まったく想定できません。すぐにネットニュースやテレビを確認することでしょう。しかしながら、何を見ても理由が分かりません。

原因不明でどんどん暴落する市場を前に、あなたは狼狽して、何が何やら分からないまま、損失拡大を防ぐために投げ売りをしてしまうことでしょう。

同時に、あなたと同じように焦って投げ売りする投資家はどんどん現れます。結果、売りが売りを呼び、相場はさらに奈落の底へと突き進みます。

この現象は、実際に2013年5月23日に発生したものです。この時に、株式市場にはサーキットブレーカーがかかりました。

サーキットブレーカーは一定の効果を持ったものの、その後、相場が冷静さを取り戻すまでに半年ほどかかりました。

なお、この時の暴落の原因については諸説ありますが、2019年現在をもってしてもなお、その本当の原因は不明です。

初心者は基本を押さえることが不可欠

実に不思議なことに、先物投資にはビギナーズラックが多く見られます。

ビギナーズラックが何度か続くと、つい「自分には投資の才能があるのでは?」と思いがちです。

しかしながら、投資はそんなに甘いものではありません。現に2013年5月23日の大暴落では、損切のタイミングを逃したことで、何十年と蓄積してきた資産の大半を失った投資家が続出しました。

相場は、特に先物相場は、9勝1敗でも負けることがあります。逆に、1勝9敗でも勝つことがあります。勝ち続けるトレーダーになるためには、地味ですが、基本をしっかりと学ぶことが大切。

直感やセンスだけでは、ぜったいに勝てません。自分なりのアルゴリズムを形成するのは、基本を十分に押さえてからであることをしっかりと理解しておきましょう。

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