損失限定取引とは、初期投資金額以上の損失が発生しない仕組みになっている取引方法で、リスクが少ないとされ、スマートCXとも呼ばれます。
損失限定取引は、投資する人が初期投資額以上の損失出ない仕組みになっている取引です。もし投資する人が損失限定取引を利用するのであれば、先物取引の買いや売りに先立ち、商品先物取引業者と締結しておかなければなりません。締結は、証拠金額等とロスカット水準、ロスカット限度水準と呼ばれているものを決められます。
損失の金額がある一定に達したとき、それ以上損失が拡大しないために取引を強制的に終了させる制度のことです。
ロスカットを発動する価格のことです。
損失の金額がロスカット水準に達し、ロスカットを発動していても取引が成立しない場合があります。そのような時に契約を締結している先物取引業者が相手となってロスカット取引を成立させる価格です。
損失限定取引に契約していれば、ロスカットをして取引が成立にしなくても、最終的に契約締結した先物取引業者との間で注文が成立し取引は終了です。万が一損をすることがあっても、初期投資金額以上の損をしないで済むようになっています。
もちろん利益の追求は、通常の商品先物取引と同様です。預託する証拠金は、損失限定取引では2~10倍程度の金額で取引されます。一般的な取引では、10~60倍程度なので総取引金額は小さいです。
損失限定取引について説明いたしましたが、興味が湧きましたでしょうか。取引の開始の時点で万が一のリスクについて明確になっていてリスク管理がわかりやすい点が魅力ではないでしょうか。これから先物取引を始めたいという初心者の人に損失限定取引はおすすめです。